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能登牛インタビュー

郷土料理研究家に聞く

郷土料理研究家にお話を伺いました。

地元の食材を使って料理することは
石川の土地に生きる喜びです。

青木クッキングスクール 校長 青木 悦子先生

 能登牛を使ったお料理を紹介します。石川県には「じぶ煮」という郷土料理があります。じぶ煮は江戸時代より、鴨や鶏の肉を使うのが主流です。その鴨や鶏の肉の代わりに能登牛を使った料理が「能登牛のじぶ煮」です。伝統を保ちつつ牛肉という現代風の肉を使った新感覚の料理です。

また、和と洋のコラボで召し上がってほしい料理が「能登牛のトマトおろしハンバーグ」です。洋風な能登牛ハンバーグに和風の大根おろしにトマトを合わせ、さっぱりとポン酢醤油でいただきます。大根によって能登牛ハンバーグはよりやわらかく、消化吸収率が一層よくなり、おいしさがたかまります。

 能登牛は脂のサシが少し控えめな感じがします。甘みとやわらかさは能登牛ならではのものではないでしょうか。じぶ煮やハンバーグなどに調理して能登牛を味わうのもいいですが、いい肉は能登の塩だけで素材の味を感じるのもいいと思います。

材料を「切る」「火を加える」といった料理は人間のみに与えられたものです。料理することの喜びや楽しさを知れば一層、食べ物のおいしさや大切さがわかると思います。能登牛などの地元の食材を使って料理することは石川の土地に生きる喜びです。

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